モンゴルの衣食住(都会)

2006年1月16日0 コメント

モンゴルといえば日本人が連想するのは草原と遊牧民。ただし、実際に首都ウランバートルに住むモンゴル人は都会的な生活を送っている。

【高層ビル】 通産省のビルは11階建て。かつての人民銀行の建物はそれより高いが、何階建てか数えてみたことはない。悪しからず(^^;

【アパート】 ウランバートルの住宅街には十数階建ての高層アパートが立ち並んでいる。

【別荘】 ウランバートル郊外には、かつての社会主義時代に建てられた別荘が数多く存在する。夏のバカンスは別荘で過ごすという家族も多い。

【ゲル住宅群】 ウランバートルの郊外にはゲルが密集している地域がある。土地代はタダなので、地方から移住してきて居を構えた人たちも多い。生活用水などの供給所があり、その都度購入して使う。

【暖房】 郊外の火力発電所から供給された熱湯が各家屋に巡らされたパイプを循環しており、セントラルヒーティングになっている。真冬は零下40℃にもなるというモンゴルの厳冬下で地下パイプが凍らないのだから、モンゴルの技術力もあなどれない。

【水道】 24時間体制で冷水・温水が供給される。たまに断水があるのはご愛嬌。

【電力事情】 意外に停電はすくない。ただし、電圧が不安定なので、OA機器などの使用には注意。留学中にプリンタが煙を立てて壊れたことがあるが、変圧の影響かも。

【パソコン】 モンゴル国に最初にパソコンが入ってきたのは1987年になってからだが、今では普及率も高い。政府庁舎では職員に一人一台の割り当て。市内のあちこちにパソコンショップがあり、インターネットカフェやパソコンを使ったゲームセンターもある。郵便局からも電子メールを送るサービスがある。

【テレビ】 地上波数チャンネル以外にケーブルテレビもあり、チャンネルは充実している。国内放送の他、内蒙古・ドイツ・ロシアなどの放送が視聴できる。かつてはNHKも一部の時間帯だけ放送されたが、現在の状況は不明。

【服装】 中国は食い倒れの国、モンゴルは着倒れの国と言われるが、モンゴル人のオシャレ好きには目をみはるものがある。カジュアルな服装が人気だが、祝祭日にはここぞとばかりベルバラのように大げさに着飾る。

【食品】 世界各国の食料品が手に入る。とくにドイツ製のキャビアやチョコレートがお買い得。野菜や果物は主に中国から輸入。鮮度はいまいちだが、バナナ・パイナップル・キウイまで手に入る。

この記事が気に入ったら...

コメントを投稿