モンゴル語キーボード

2007年8月29日0 コメント

私が普段使用しているノートPCのキーボードには、モンゴル国で購入したモンゴル語(キリル文字)用のステッカーを貼っている。これは透明なシールに赤字でキリル文字がプリントされたもので、非常に使いやすい。キーボードのローマ字は白でプリントされているため、ステッカーの赤字と瞬時に判別でき、文字入力の際にローマ字とキリル文字を混同するといった心配がない。また、シールの色が透明なので、平仮名などの他の文字も隠れずにすむ。

こういったステッカーがなければ、キリル文字をArialなどの見やすいフォントで多少大きめに入力して、紙にプリントしたものを適当な大きさにちまちまと切って、糊でキーボードに貼り付けるという方法もある。実際に、私のデスクトップPCのキーボードはこのやり方を使っている。普段はキーボードカバーをかけて使用してるのでキリル文字の紙がずれたりはがれるすることもなく、特にお金をかけずとも十分モンゴル語用のキーボードができあがる。

実際にモンゴル本国でも、大学などの研究室においてあるパソコンのキーボードを見ると、普通の英語用キーボードにサインペンかなんかでキリル文字を書き込んだというお粗末なものだ。

この記事を読んで「な~んだ」と思った方には、以下のキーボード通販サイトをお勧めする。

http://www.language-keyboard.com/mongolian_cyrillic.htm

モンゴル語だけが印刷された専用キーボードから、ローマ字とキリル文字の両方が印刷されたものなど、お好み次第だ。モンゴル語はキリル文字の他に縦書きのウイグル系モンゴル文字、パスパ文字などが揃っている。ただし、縦文字はキーボードカバーに文字が印刷されたものと、キーボードに貼るタイプのステッカーのみで、パスパ文字はステッカーしかない。以前はパスパ文字のキーボードカバーも売られていたはずだが、さすがに売れなくて製造中止になったのかもしれない。

<参考サイト>
http://www.language-keyboard.com/
この記事が気に入ったら...

コメントを投稿