国内モンゴル語研究最前線(1)

2006年6月3日0 コメント

日本は戦前からモンゴル研究が進んでおり、ロシアや中国、モンゴル国、ドイツなどと並んで世界のトップ水準にあるといってよい。近年においても、国内の各大学、研究所が活発な研究活動を続けている。

特に、現在日本国内で進められている、モンゴル語古文書を対象とする研究プロジェクトとしては、主に以下のものが挙げられる。それぞれのプロジェクトの詳細は、取材調査を行って少しずつ掲載していく予定だ。

・「オロンスム文書の研究」(2004年からの4年計画, 東外大AA研ほか)
・「白樺樹皮文書類の研究」(2004年に横浜ユーラシア文化館にて公開, 早大モンゴル研究所)
・「ハラホト文書の研究」(2001年~, 早大モンゴル研究所)
・「ビチェース・プロジェクト(突厥・ウイグル・モンゴル帝国時代の碑文および遺蹟に関する歴史学・文献学的調査)」(1996年からの3年計画, 阪大・モンゴル科学アカデミー)
・「St. ペテルブルグ文書研究」(2003年からの5年計画, 東洋文庫研究部)

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